無駄遣いが減る!ゆるミニマリスト流・持たない暮らしで気づいたお金のこと

引っ越し前の荷物整理をしていたとき、クローゼットや引き出しから使っていない服や雑貨がいくつも出てきました。
「いつか使うかも」と取っておいたけど、結局一度も使わずに眠っていたものたち。
その山を前にしたとき、「私、こんなに買っていたんだな」と、ちょっとショックを受けました。
でも、同時に「ここから少し変わりたい」とも思いました。
モノを減らすことで、お金の使い方も変わっていきました。
そんな“持たない暮らし”と“家計管理”の意外な共通点についてお話しします。
もくじ
ものを減らすと、お金の使い方まで変わる?
持たない暮らしというと、「節約のために我慢すること」と思う方も多いと思いますが、私にとっては少し違いました。
むしろ“選ぶ力”がついた、という方が近いです。
以前の私は、セールの「50%OFF」に弱くて、必要かより“お得かどうか”かで判断していました。
でも、モノを減らすようになってからは、「これ、本当に必要?」と一度立ち止まる習慣がついたんです。
そして、買い物の回数もだんだん減っていきました。
“買わない”というより、“しっかり選んで決める“イメージです。
気づけば、財布の中身にも少し余裕が生まれていました。
ミニマリストと家計管理の共通点とは?
持たない暮らしを意識してから感じたのは、モノは「見えないと、増えすぎる」ということ。
知らないうちに積もっていくんですよね。
モノの“見える化”で心がスッキリ
クローゼットを一気に整理して、残す服を全部ハンガーにかけてみたとき、思ったより少なかったことです。
「これで十分着回せる」「もう買い足さなくてもいい」
自分にとって本当に必要な量が、ようやく見えた気がしました。
お金の“見える化”で無駄が減る
同じことが家計にも言えます。
私は毎月、支出をメモするようにしています。
細かく管理するのは苦手なので、「食費・日用品・衣類・美容・その他」くらいのざっくり区分です。
それでも続けていくうちに、「意外とコンビニで使ってた」「衝動買いの癖があった」など、パターンが見えてきました。
持ち物もお金も、“見える化”すると、どこに手を加えたらいいかが自然とわかってきます。
ミニマリストと家計管理の大きな共通点だと思います。
私が感じた3つのメリット
①無駄遣いが減った
モノを減らす=お金を使う前に一度立ち止まる習慣ができ、衝動買いが減りました。
「買うことよりも、じっくりと考える」ほうが楽しくなってきたんです。
② 探し物が減って時間が増えた
以前は朝の準備で「どこにしまったっけ?」と探すのが日常茶飯事。
でも、モノを厳選した今は探す時間が激減。
その分、しっかり朝食をとったり、ティータイムを楽しむ時間に。
お金だけでなく、時間にもゆとりが生まれた気がします。
③ “考える習慣”ができた
買い物に行っても、「これは本当に私はほしい?」「暮らしをよくしてくれる?」と考えるようになりました。
必要かどうかを判断する力が少しずつ育ってきたように感じます。
この“考える習慣”が、お金を守ってくれているのだと思います。
持たない暮らしの落とし穴と、うまく続けるコツ
ただ、最初からうまくいったわけではありません。
減らすことが楽しくると、必要なものまで手放してしまい、結果、同じものを買い直したこともあります。
「何も持たない=正解」だと思い込んでいたんです。
“持たない”ことが目的ではなく、“自分が心地よく暮らせること”が目的ということ。
それからは、「必要なものは残していい」と考えるようになりました。
お気に入りのアイテムは残してもいい。
“心が動くもの”は、私にとって大切な財産です。
無理に減らさず、バランスを取るようにしています。
まとめ
持たない暮らしも、家計管理も、結局は“自分を大切にする習慣”だと思います。
何を持ち、何にお金を使うかを意識することで、暮らしが少しずつ軽く、豊かになっていく。
もし、「モノが多くて疲れてしまう」「なかなかお金が貯まらない」と感じているなら、まずはクローゼットやバッグの中身を見直してみてください。
そこにはきっと、あなたの“暮らしのクセ”が隠れています。
小さな見直しの積み重ねが、心とお金、どちらのゆとりにもつながっていくと思います。