NISAを始めたら、お金のことを考えるのが少し好きになった

「投資って難しそう」「お金が減ったらどうしよう」──そう思って、ずっと避けていました。
貯金は少しはしていたけれど、物価が上がるたびにどこか不安。
“このままで大丈夫なのかな”と感じたのが、NISAを調べたきっかけでした。
2024年から制度が新しくなって、少額からでも続けらるようになりました。
気づけば、NISAは「難しそうな投資」ではなく、「未来を少しずつ支える仕組み」になっていました。

NISAを始めたきっかけ

将来のお金にぼんやりした不安があった

同棲をきっかけに、お金のことを考える機会が増えました。
収入も支出も見えるようになって、“今はなんとかなるけど、この先は？”という気持ちが芽生えてきました。
ニュースで「老後資金」「インフレ」「年金」などの言葉を聞くたびに、
「自分でも備えることが大切」と感じるように。
そんな中で出会ったのが、NISAでした。

貯金だけでは“増えない現実”に気づいた

これまで「お金を守る＝貯金」だと思っていました。
でも、金利の低い時代に銀行口座に眠らせていても、お金はほとんど動きません。
一方で、NISAは“お金に働いてもらう”仕組み。
投資した利益が非課税になる制度で、「時間を味方にする」という考え方が新鮮でした。
少しずつでも増える可能性があるなら、やってみよう。
そんな軽い気持ちで始めたのが最初の一歩です。

“自動でコツコツ”が、自分に合っていた

新NISAには「つみたて投資枠」という仕組みがあります。
これが、毎月自動で少額から投資できる制度で、ズボラな私にぴったりでした。
しかも、一度設定すればあとは放っておいてもOK。
値動きを気にしすぎず、“いつの間にか積み上がっている”感覚が心地いいんです。
周りの人も「NISA始めた」と話していて、“特別な人だけのものじゃないんだ”と気づけたのも大きな後押しになりました。

実際に始めて感じた3つの良い変化

お金への不安が少し軽くなった

NISAを始めたことで、“何もしていない不安”から少し解放されました。
将来に向けて準備しているという実感が、気持ちを安定させてくれたんです。
最初は株価の上下にハラハラしていたけれど、「長く続けることが大事」と思えるようになってからは、気持ちがぐっとラクになりました。

「今」と「未来」を両方大事にするようになった

投資を始めるまでは、「貯金＝我慢」と思っていました。
でも今は、NISAで未来に備えつつ、今を楽しむことも大切にしています。
たとえば、旅行に行くときも「少しなら贅沢しても大丈夫」と思えるようになりました。
“今を楽しむ安心”と“未来への安心”が、自然に両立できるようになりました。

お金を「使う」より「活かそう」と思えた

NISAをきっかけに、お金の使い方も少し見直すようになりました。
“使う”だけじゃなく、“どんな目的で使うか”を考えるようになったんです。
「この支出は今の自分の満足のため」「これは未来の自分を支えるため」
そんなふうに考えると、使うお金にも意味が出てきました。

始めてよかったと思う瞬間

“未来の自分へのご褒美”と感じられたとき

給料日になると、自動で投資金額が引き落とされます。
最初はただの出費に感じていたけれど、今では「未来の私にプレゼントしてるみたい」と思えるようになりました。
コツコツ積み上がっていく数字を見ると、少し誇らしい気持ちになります。

ニュースを見ても焦らなくなったとき

以前は、株価や円安のニュースを聞くだけで不安になっていました。
でも今は、「上がったり下がったりするのが普通」と落ち着いて見られるように。
NISAを通して、“経済と上手に付き合う力”が少し身についた気がします。

お金の仕組みが少しだけわかるようになったとき

投資を始めてから、ニュースで聞く経済の話が少し身近に感じられるようになりました。
「金利が上がると株価が下がるんだな」など、以前ならスルーしていたことが“なるほど”に変わった瞬間がうれしくて。
「お金の世界って、思っていたよりやさしいかもしれない」と思えました。

これからも続けたい理由

無理なく、自然に続けられる

NISAの魅力は、“がんばらなくても続く”ところ。
つみたて投資枠に設定しておけば、毎月自動で積み立ててくれるから、忙しい日々でも安心です。
「続けよう」と意気込まなくても、気づけば続いている。
そんな“ゆるく続けられる仕組み”が、私にはぴったりでした。

「投資＝リスク」ではなく、「学び」になった

投資というと“危ない”“損をする”というイメージが強かったけれど、実際にやってみると、「リスクを知ること」こそが学びになると気づきました。
損も得も経験のひとつ。
その過程で、お金の動きや世の中の仕組みが少しずつでも理解できるのは楽しいです。

お金とやさしく付き合えるようになった

以前は、「節約しなきゃ」「無駄遣いしちゃダメ」と自分を追い込むように家計管理をしていました。
でも今は、「未来の自分のために、積み立てよう」と、前向きにお金と向き合えています。
NISAを始めたことで、お金が“敵”ではなく“味方”になったような気がします。

まとめ

お金のことを考えるのが苦手だった私でも、NISAを通じて“お金と仲良くなる感覚”を少しずつ掴めるようになりました。
新しいNISAは、少額からでも長く続けられる仕組みです。
「投資」も「貯金」も、自分のペースで無理のない範囲でも続けていけば、未来の安心につながります。
これからも焦らず、ゆるく、楽しみながらNISAを続けていきたいです。